[2005年01月18日]
俳句(2005-01-18)
中年や独語おどろく冬の坂
西東三鬼(1900~62)
独語とは独り言の意味。冬の坂道でぶつぶつ独り言をいいながら歩いている中年のおっさん、それは作者です。自ら吐いた言葉の大きさに驚きを発見して作った句です。冬の坂が効いていますね。これが夏の坂では句の印象が薄れます。三鬼の夢幻的、幻覚的な世界の多い句の中で、この句は伝統的な俳句の匂いがします。選句したのはわたしも40歳ごろに同じ経験をもつからです。
(出典:「現代の俳句」講談社、1993年刊)
風伯新年句
初メール家長となりし子の飛翔
田中靖政先生英訳句
The first E-mail of the year,
Wishing my son’s flight upwards,
The New master of the family !
投稿者 m-staff : 2005年01月18日 09:35
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