[2005年07月02日]
俳句(2005-07-02)
蛞蝓といふ字どこやら動き出す
後藤比奈夫
蛞蝓(なめくじ)が夏の季語。
あのぬめぬめとした蛞蝓に良い印象をお持ちの方はいらっしゃいますか。そのような人がいれば尊敬します。このところめっきり蛞蝓を見る機会が少なくなりましたが、梅雨時に憂鬱な気分を連れて来る蝸牛の仲間です。
わたしは、これまでに「なめくじ」という漢字を書いたことがありませんし読めませんでしたが、それがどういうわけか、蛞蝓の句を選びました。どうしてでしょう。
きっと作者の蛞蝓を見る優しい気持ちにひかれたからでしょう。なにやら「蛞蝓」という漢字が動きそうですよ。
・作者の紹介は3月23日を参照。
(出典:阿部誠文著「輝ける俳人たち」巴書林、1996年刊)
投稿者 m-staff : 2005年07月02日 07:18
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