[2005年09月22日]

『シンプルな情熱』に対して、ご意見・ご指示をお待ちしています

平澤 信一 昭和61年度卒

 61年卒業の平澤です。今年でとうとう40歳の大台に突入いたしました。田中先生をはじめ、深秋会の皆様にご無沙汰してしまい誠に申し訳ございません。題字のとおり、ここで改めて大学卒業時の初心に戻り、『シンプルな情熱』を追求して行こうと思い、このたび会社を設立いたします。サービスの内容は、『個人において物以外の欲求を叶えるサービス』を提供するものです。(詳細は下記)
本件は、まだ国内外を見ても同様の事業者がいない事から、法務面・運用面・顧客開拓等々も一からの組み立てになります。そこで、業種にとらわれずに各界で様々な活躍されていらっしゃる深秋会の皆様に、是非忌憚無いご意見をいただければ幸いと存じます。全てのご意見を創業メンバーと真摯に受止め、勉強させていただきたく思っております。何卒宜しくお願い申し上げます。
現在の私のe-mailアドレス(hirasawa@ranajapan.jp)へ頂ければと思います。

<事業内容のご説明>
 高齢者・闘病者宛に役務行為(個人の欲求の内、物以外の部分を満たす労務)を提供します。依頼者の欲求つまり「やって欲しいこと」について弊社が受付、依頼内容の要件を具体的に固めた上で請負います。一方、映像、文章などの専門分野において高い技術を持つ人材で弊社の趣旨に賛同する方を「役務行為提供者」として会員組織化します。弊社は受付けた依頼者の欲求を依頼者の希望する価格にて、弊社の運営するサイトに出展します。弊社が指定した会員(役務行為提供者)はコンテンツを製作し、弊社がその品質管理をした上で依頼者へ提供いたします。つまり「やって欲しいことを価格面、技術面で最適な人にやってもらえる」サービスと言えます。スタート時は役務行為についてニーズが高いと思われる高齢者、闘病者の方に向けてサービスを提供いたしますが将来は汎用的に誰もが利用するようになるサービスとしたいと思っています。

<サービスの特徴>
①UNFINISHED BUSINESS(やり残したこと)
 人生を悔いなきものとするためにやりたいこと、やり残したこと、やらなければならないことを具体化し実行するという考え方です。
 第一フェーズでは特に「高齢者」「闘病患者」において本件のサポートを行います。当初想定するコンテンツは人生の足跡をのこすもの(自伝・ビデオレター等)。人生足跡を辿るもの(思い出の風景画像・人生のアルバム・御礼、謝罪サービス、大切な物の継承者選定等)です。

②役務行為提供者の会員組織化
 特定の分野(音声、映像、文学)において専門技術または知識を有する個人を抱かえる法人、あるいは個人、協会団体を組織化することにより質の高いサービスの提供をするとともに、会員にも新たな収入を得る場を提供します。
 会員を全国組織化することにより今まで地域属性等の要因により、高コストとなってしまっていたものを低コストにて実現できるようにします。

③依頼者のプライバシー保護
 本サービスでは弊��が依頼を直接受託するため、従来インターネットオークションサイトで起きがちであった依頼人・役務行為提供者間のトラブル及び個人情報の流出を防ぐことができます。
 また、役務行為提供者は必ず弊社と守秘義務契約を締結いたします。

④品質の維持
 組織化された役務行為提供者についてその専門スキル・得意分野の分類・ビジネス遂行能力等をレベリングします。作成されたコンテンツの内容についても管理しますので、依頼人は思った通りのサービスを最適の金額・正確な期日で受けることができます。

 上記の内容に関して、ビジネス上の問題点。社会通念(常識)上の問題点。遂行上の注意点等々、忌憚無いご意見をいただければ幸いです。

<起業に至った経緯>
 以前より、自分が幼少時に過した場所の特定の風景(あの店のショーウィンドウの中など)を見たい、訪れた様々な場所の現在の風景や流行等がどうなっているのか?何が起きているのかを知りたいと強く思うことがありましたが、遠方のため実行するには、休暇を取得して再訪するしかなく、見たいときに見ることは��可能でした。メディアが見せてくれる様々な風景。海外情報。最近では、観光情報のインターネットサイト等は、その場所のマクロな風景を見ることは可能ですが、私が欲しいものはもっと具体的な「あの店のあそこを見たい!」でした。仕事の都合もありなかなか行くこともできず、誰かに頼もうにもそのようなサービスは無いか、あっても法外な料金を請求されてしまうでしょう。でもこのような思いは誰にでもあるのではないでしょうか?「見たい風景」に限らずちょっとした思いを叶えたい時どこに頼んでよいかわからず困ったことはないでしょうか? ここ5年ほどこの様な「個人的な思いを叶えるサービス=役務行為」の売買をビジネスに出来ないか?と始終考えていました。
 悶々としている中で、昨年の秋に私の家族が癌に犯されている事が判明しました。現在の日本人の死因のトップは癌で、3人に1人は癌に罹るとは言え、自らの家族が罹るとは思いもよらなかったと言うのが本音です。闘病中、死を意識する中で出てきたのは「筑波山の山頂にある神社の裏の木が見たい」「○○さんに御礼が言いたい」「小さな��食べた○○をもう一度食べたい」といった想いでした。○○が食べたいについては通販などですぐに手に入れることができましたが、物を手に入れる以外については本人が行くのは勿論のこと看病や仕事に追われる家族にも行って写真をとってくるのは不可能でした。誰かに頼もうにも所謂『便利屋』『何でも屋』しか存在せず、且つその対価は非常に高価なものであることを知りました。この時私の描くサービスを一番必要としているのは「死」を意識した方、体が思うように動かない方々であると気づいたのです。「死ぬ前に何をしたい?」などと死を意識した発言をするのは「縁起でもない!」とタブー視されがちですが、死は間違いなく誰にも訪れるものであり、であれば「やり残し、思い残し」のないものにしたい。そうすることが当たり前の習慣にしたい。という思いからこのサービスを始める決意をいたしました。
 学習院大学卒業から18年間銀行に勤務しておりました。中でも最後の10年弱を電子決済・電子契約に関わる業務をやってま�りました。その中で、様々な企業と一緒に業務を行う中で、インターネットに関して私が体感したことは以下の点です。
(1)距離を超越できること
(2)情報があふれる都市部以上に、情報の少ない地域のアクセス者の方が参加欲求が高いこと
(3)システムの要件定義が出来れば大量トランザクションの処理に優れていること
(4)個人からの情報の発信に優れていること
(5)共通言語を『英語』にすれば、利用者は国内の地域属性や地域偏在を大きく超えた新しいマーケティングの方法を提示できること
 特に、ブログ(ウェブログ)やSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)の進化に銀行グループで関与していたここ数年、SNS等で人的なネットワークは構築できても決済には繋がっていない。故に、上記のSNS等での依頼物の収集に関しては、現状は相互にボランティアの域を超えない。。。 
 今回、この状況を変革し、全ての望む人々に対して汎用的にサービスを提供することは可能であるか?この部分を検討したところ、現在の技術・スキルを持つ集団への橋渡しを行う能力ともに問題ない。この状況を変えることは可能である。他にやる人がいないのならば、私がやろうと思い、スタートしました。
 コンセプトは、『全ての人に感動を!』です。
 今では誰もが当たり前のように持っている携帯電話のようにこのサービスを「常識」のレベルまで広げていく所存です。
 皆様のご意見、ご感想を心よりお待ちしております。
 ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

投稿者 m-staff : 2005年09月22日 16:23

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