[2006年01月01日]
俳句(2006-01-01)
旧景が闇を脱ぎゆく大旦
中村草田男(1901〜83)
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。横浜は曇っています。初日の出は拝めません。
「ひめくり俳句」では、季を春・夏・秋・冬の四季に、新年を加えて五つに区分しています。新年は、正月に関係ある季語を選びました。
大旦(おおあした)が新年の季語です。ほかに元朝(がんちょう)、元旦、歳旦などともいいます。俳句では新年をおおげさな表現の言葉で始めます。
大旦は1月1日の朝のことです。ふつう朝起きたら、初日の出を拝んで、屠蘇をくみ、雑煮を食べて新年を祝います。わたしのところでは、毎年家族の名前を箸に書いて、その年の無病息災を願います。
その後は、連れ合いと近くの篠原八幡神社へ初詣に行きます。前は大晦日の「紅白歌合戦」を見てから、神社へ参拝に行くことを25年間続けましたが、やはり寒いので無理をせぬようになり�した。
この句は、古い年から新しい年へのカウントダウン何ともいえない時間の流れを、「旧景」が「闇を脱ぎゆく」とうまく表現したことに感心してしまいます。たしかに闇の中から「陽はまた昇る」ですね。
・作者なかむら・くさたおの紹介は、2005年1月23日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
投稿者 m-staff : 2006年01月01日 08:42
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