[2006年07月12日]

俳句(2006-07-12)

ひるがへる蓮の浮葉を飽かず見る

橋本美代子

蓮の浮葉が夏の季語。浮葉、蓮の葉も同意の季語です。
初夏のころに、池や沼に蓮が若葉を見せて、薄い緑色のまるい葉を貼りついたように浮かべます。これが蓮の浮葉です。
やがて水面に茎が伸びて、巻葉が出て大きく葉をひろげると葉は俄かに増え、水面を覆い隠すようになります。
近くの菊名池はこのような状態になりました。ついに水鳥の居場所がなくなってしまいましたが、風情のあるものです。
作者はしもと・みよこは、1925年福岡県小倉市生まれ、俳人橋本多佳子の四女。俳句を母に教えられ、のちに山口誓子に師事します。
多佳子が創刊し、堀内薫が継承した「七曜」の発行人です。
(出典:「合本俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)

投稿者 m-staff : 2006年07月12日 07:17

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