[2006年08月17日]

俳句(2006-08-17)

先立つもすこやかにゐよ天の川

角川源義(1917〜75)

天の川が秋の季語。天の河、銀河、銀漢などともいいます。
今夜も天の川が光っています。作者は、父親として、亡くなったお子さんを偲んで「すこやかに」いてほしいと詠っています。せつないですね。
また、この句には、自分は先立つけれどもみなさん健やかに生きていてくださいね、というふうにも詠めます。
天の川は、1年中ありますが、春は低く、冬は高く、なかなか見ることができません。秋になると、それも仲秋には北から南に伸びて、夜が更けると西のほうに向かいます。七夕と結びついて美しくも神々しくも見えます。
作者かどかわ・げんよしの紹介は、2005年3月24日を参照。
(出典:「現代の俳句」講談社、1993年刊)

投稿者 m-staff : 2006年08月17日 06:40

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