[2006年08月20日]

俳句(2006-08-20)

教師車座西瓜を割れば若さ湧く

能村登四郎(1911〜2001)

西瓜が秋の季語。
どうみても、西瓜は夏の季語ですね。
わたしは、南瓜は好きですが、西瓜は嫌いです。あのべちゃべちゃした水気がいやなのでしょう。北海道では、あまり西瓜を食べた印象がありません。食わず嫌いなのでしょうか。
この句は、高校の教師仲間と座になって西瓜を食べているときのにぎやかな談論風発の様子が伝わってきます。同じ作者に次の句があります。
季すぎし西瓜を音もなく食へり    登四郎
季は、「とき」と読みます。この句のほうが恐ろしげな感じですね。
作者のむら・としろうは、東京・下谷生れ、学校を卒業し、高校の教師になります。水原秋櫻子に師事し、「馬酔木」の同人になり、のちに林 翔とともに1970年「沖」を創刊主宰しました。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・田中先生の19日の御通夜、20日の告別式、骨揚げ、初七日のすべてに参列し、夕方の6時半に横須賀の自宅に帰りました。

投稿者 m-staff : 2006年08月20日 10:39

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