[2006年11月01日]

俳句(2006-11-01)

風紋をつくる風立ち暮の秋

鈴木真砂女(1906〜2003)

暮の秋が秋の季語。暮秋、秋の末、秋暮るるも同意の季語です。
秋の季節の終わりをいいます。よく間違える「秋の暮れ」は、秋の日暮れのことです。行く秋を惜しむ、秋の名残り、もう直ぐ冬、暦もあと2か月で今年も終わり、いいときは一瞬ですね。
風紋は、砂丘の表面などに風によってできた文様をいいます。安部公房の「砂の女」のイメージです。余談ですが、新宿には、前田のママを慕う文士墨客の集う「風紋」というバーがあります。10月15日にはそこの常連客であった松本 哉氏が亡くなりました。たしか鳥取砂丘の「風紋」のモノクロ写真が飾ってあったように思います。
作者すずき・まさじょの紹介は、2005 年1月16日を参照。
(出典:「新季寄せ」蝸牛社、1995年刊)

投稿者 m-staff : 2006年11月01日 06:14

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