[2006年11月12日]

俳句(2006-11-12)

暁紅の海が息づく冬はじめ

佐藤鬼房(1919〜2002)

冬はじめが冬の季語。初冬(はつふゆ、しょとう)、孟冬(もうとう)、上冬(じょうとう)も冬の季語です。
冬は、初冬、仲冬、晩冬の三期に分けられます。気象の違いがあっても、いよいよ寒い冬が来たという印象を持ちます。
暁紅(ぎょうこう)は、暁光ともいい、あけがたの光のことです。いまわたしは、毎朝5〜6時ごろに起きて相模湾を眺めています。
お日様が上がってくるのに合わせて暁に海が染まって行きます。神々しい感じです。
作者はみちのくの人ですから、きっと太平洋沿岸の明け方の海に立っていて、冬の初めの海に冬の来たことを感じているのです。句にリズムがあり、大きさがあり、感動的に仕上がっています。
作者さとう・おにふさの紹介は、2005年3月28日を参照。
(出典:「合本俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・今朝の富士山は朝日を受けて真白にそびえた�、相模湾も伊豆半島もくっきりと見えます。

投稿者 m-staff : 2006年11月12日 07:34

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