[2006年11月21日]

俳句(2006-11-21)

万両や着丈合ひたる借衣装

飯田龍太

万両が冬の季語。
やぶこうじ科の落葉低木で、高さは60〜90センチほど、葉は厚くてつやのある長楕円形、鋸歯があります。花は白い小花で、花の後、実はえんどう豆くらいの球果を結び、冬に赤く熟すると美しく、千両と似ていますが、千両に勝るとのことで万両と名づけられました。
11月5日の鎌倉吟行会で立ち寄った鎌倉駅近くの蕎麦屋「五島」の庭でひっそり、あでやかにたたずんでいました。
この句では、借りた和服衣装の着丈がぴったりあった、縁側のそばの万両がひっそり咲いていると詠っています。衣装は何のために借りたのでしょうか、慶弔のいずれかでしょうが、子どもの結婚�の
親の衣装でしょうか。作者は何も言っていません。
作者いいだ・りゅうたの紹介は、2005年1月31日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・百瀬 裕さん、近況報告ありがとうございます。中国での仕事振りがよくわかりました。どうかお体を大切に。

投稿者 m-staff : 2006年11月21日 05:36

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