[2006年11月22日]

俳句(2006-11-22)

小雪の箸ひとひらの千枚漬

長谷川かな女(1887〜1969)

小雪(しょうせつ)が冬の季語。
小雪は、24節気のひとつ、太陽の黄経度が240度に達するときで、
立冬から15日後、もちろん、北海道や東北地方、山沿いでは雪が積もり始めていますが、平地ではちょっぴり寒くなりはじめています。
千枚漬(せんまいづけ)は、京都の名産。かぶらの根を薄く切って、塩で下づけしたあとに昆布・赤唐辛子を加えて、塩・みりん・麹などで漬けて、発酵させたものです。おいしいですね。
この句では、小雪のころ、薄く切った千枚漬を箸でひとひら掴んだというただそれだけのことですが、季節を深く感じます。
作者はせがわ・かなじょの紹介は、2005年7月30日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・12月10日の「田中靖政先生を偲ぶ会」の参加者は、いま現在70名を超える勢いとか、うれしいことです。

投稿者 m-staff : 2006年11月22日 06:35

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