[2006年11月29日]

俳句(2006-11-29)

欠航といふも冬めくもののうち

高野素十(1893〜1976)

冬めくが冬の季語。
三宅島のみなさん、お元気ですか。
この句を始めて見たときに、すぐ離島の三宅島のことを思い出しました。東京都下といえども約175キロメートルの南、海が荒れれば直ぐに欠航になってしまいます。夏の台風、冬の強い偏西風で、東海汽船は船を出しません。飛行場はあるのですが、2000年の大噴火の影響で全日空はいまだ飛行機を飛ばしていません。飛行場再開の署名運動にわたしも参加しました。現在、再開に95,853人が賛成しています。三宅島はわたしが学生の頃に、社会調査で何回も訪れた場所です。なつかしい。
いま冬になって、島では2,884人の方々が雄山と天気とにらめっこしながら生活をしていることでしょう。
作者たかの・すじゅうの紹介は、2005年2月23日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2006年11月29日 05:19

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/1728