[2006年11月30日]

俳句(2006-11-30)

ひかがみの白さに眩む冬の朝

榊原風伯

冬の朝が冬の季語。冬暁、冬曙、寒暁、寒き朝も同意の季語です。
今日は、ちょっと艶っぽい句を載せます。
寒い冬の朝に、通勤の若い女性が駅の階段を颯爽と上ってゆく姿は、まことにカッコいいものです。そのときに、ちらっとひざ小僧の裏の白さが眼につきました。さてひざの裏はなんというのだろう。名前があるのかしらと調べてみたら、これが「ひかがみ(膕)」というのだそうです。ひざの後ろのくぼんだところで、別名うつあし、よぼろ、よぼろくぼ、(「広辞苑」)。
そこで出来たのが上の句です。満員電車の中でよからぬことをするよりも、ひかがみの白さに眩(くら)む位で我慢してくださいね。
(出典:「炎環」2003年1月号より)

投稿者 m-staff : 2006年11月30日 05:28

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