[2006年12月08日]

俳句(2006-12-08)

日を掬ひつつ朴の葉の落ち来たる

上村占魚

今日は、1941年太平洋戦争開戦日、ジョン・レノンの命日。
朴(ほお)の葉が冬の季語。朴散るも同意の季語です。
ほおの木は、日本特産の落葉樹で、大きな木では20メートルにも達します。もともとは山中の木ですが、庭にも植えられています。葉の大きさは、20〜30センチになるほどのものもあり、昔は飯盛葉と呼ばれ、食べ物を包むのに使われました。初冬になると、葉はからからに乾いて、ばさっと落ちてきます。近くの公園を散歩していてほおの葉を踏むと靴底に大きな音がします。
この句では、大きなほおの葉がお日様を掬うように落ちてくる様子を見事に写生しています。
作者うえむら・せんぎょの紹介は、2006年6月27日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2006年12月08日 05:53

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