[2006年12月14日]

俳句(2006-12-14)

義士の日の出店が売れり鯨尺

北野民夫(1913~88)

義士の日が冬の季語。義士会(ぎしえ)、義士討ち入りの日も同意の季語です。
今日は1703(元禄15)年、江戸本所松坂町の吉良義央(きらよしなか)邸を襲って、主君浅野長矩(あさのながのり)の仇を報いた四十七士討ち入りの日です。大石良雄以下46人が討ち入りをしたことで、兵庫県赤穂の大石神社では「赤穂義士祭」の忠臣蔵パレードが行われます。
鯨尺(くじらじゃく)は、江戸時代まで衣類の裁ち縫いに用いたものさしで呉服尺(ごふくじゃく)ともいわれます。昭和になっても祖母や母が使っていました。
この句は、討ち入りの日に泉岳寺の夜店で鯨尺を売っているという取り合わせに魅かれます。
作者きたの・たみおの紹介は、2006年8月2日を参照。
(出典:「合本俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・昨日からおかしかったこのブログのシステムがダウンしました。そこでメインテナンスをかねてバージョンアップをしますので,暫く「日めくり俳句」はお休みです。
再開したときにはその間の俳句を一挙に掲載します。

投稿者 m-staff : 2006年12月14日 08:42

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