[2006年12月19日]

俳句(2006-12-19)

笹鳴きに枝のひかりのあつまりぬ

長谷川素逝(1907~46)

笹鳴きが冬の季語。小鳴(こなき)も同意の季語です。
鶯は「ホーホケキョ」と鳴きますが、秋・冬になると、「チャッ、チャッ」という地鳴きしかできません。うぐいすなどは、笹の原の多い鳥なので、俳句では「笹鳴き」といっています。強く舌打ちするような単調な声で、藪をくぐりぬけたり、枝を移ったりしながら鳴いています。
綺麗な句ですね。枝にかかる光を鶯の笹鳴きの声が集めているように見えます。
作者はせがわ・そせいの紹介は、2005 年10月1日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2006年12月19日 09:05

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