[2006年12月22日]

俳句(2006-12-22)

いづくにか在りたる冬至南瓜切る

皆吉爽雨(1902~83)

冬至が冬の季語。三至、冬至南瓜、一陽来復(いちようらいふく)も同意の季語です。
冬至は24節気の一つで、太陽がもっとも北半球から遠ざかる日で、昼が短く、東京では9時間45分、夜はもっとも長く、同じく東京で14時間5分です。この日を境にして、昼は長く、夜は短くなってゆきます。昔から、「冬至冬中冬始め」といい、寒さが厳しくなります。
我が家でもこの句のように、冬至には南瓜を食べる習慣があります。
また、同じ作者に次の句があります。
机上なる冬至うす日に手を伸ぶる    爽雨
机の上を冬至のささやかな日が過ぎてゆくのを手を伸ばして追いかけるわびしい姿がとらえられています。
作者みなよし・そううの紹介は、2005 年1月6日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2006年12月22日 09:13

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/1754