[2006年12月24日]

俳句(2006-12-24)

祷りは歌に歌は祷りに聖夜更く

下村ひろし(1904~86)

聖夜が冬の季語。
クリスマスイブのことです。クリスマスは、「キリストのミサ」を意味します。キリストの誕生を祝って行われますが、キリストが生れたのは夜なのでその前夜をイブといってミサを行います。
イブを聖夜、ツリーを聖樹、ケーキを聖菓という季語はなじんできましたね。
祷(いの)りを歌に、歌を祷りに、賛美歌を歌う聖夜の夜が更けてゆきます。作者は長崎の人ですから、浦上天主堂でのミサに参加したときの句でしょう。ミサは夜の12時から始まります。
作者しもむら・ひろしの紹介は、2006年8月9日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2006年12月24日 09:19

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