[2006年12月28日]

俳句(2006-12-28)

何もかも御用納めの風邪ぐすり

有働 亨

御用納めが冬の季語。仕事納めも同意の季語です。
会社員にとっては、この日が1年中で一番待ち遠しい日です。
一般には、官庁、会社、学校などでは、毎年12月28日まで仕事をし、あとは翌年の1月3日までを年末年始の休暇にします。年中無休の仕事につかれている人たちを横目に、やっと休みがもらえる嬉しさと同時に、忘年会や仕事に疲れて風邪薬を飲みながら乗り切ったことが思い出されます。仕事納めの当日は、昼までに仕事を済ませ、後は酒盛りになりました。
作者うどう・とおるは、1920年熊本市生れ、外交官として海外勤務の傍ら俳句に親しみます。水原秋桜子に師事し、「馬酔木」の同人になりました。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2006年12月28日 05:24

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