[2007年01月06日]

俳句(2007-01-06)

春着の子黒瞳いきいき畦を飛ぶ

津田清子

春着が新年の季語。正月小袖、春小袖、花小袖、初衣装なども同意の季語です。
新年を祝うために新しくこしらえた晴着のことです。近頃とんと見かけなくなりましたので新鮮に感じます。同じ作者に次の句があります。
ぬかるみを跳び越す春着より足出し    清子
今のような物に溢れている時代は別として、昔は正月に晴着でした。小さな女の子の活動的な動きに合せて黒瞳(くろめ)がきらめいて見えます。
作者つだ・きよこは、1920年奈良県生れ、戦後橋本多佳子に師事し、「天狼」に参加して、山口誓子に指導を受けます。奈良にあって、「沙羅」を創刊し、今は「圭」を創刊主宰しています。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・5日は、晴れて富士山がくっきりと浮かびました。

投稿者 m-staff : 2007年01月06日 06:37

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