[2007年01月07日]

俳句(2007-01-07)

三日ほど富士も見えけり松の内

巌谷小波(1870~1933)

松の内が新年の季語。注連(しめ)の内、松七日も同意の季語です。
また今日は七草、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな(大根)・すずしろ、我が家でも七草パックを買ってきて、粥を作ります。
この句は、元日から7日までのうちに三日ほど晴れて富士山が見えていたというだけのことですが、まるで我が家のことと思い、選句してしまいました。
今年は、元日はうっすらと富士山が見え、四日と五日はくっきりと姿を表わし、その他の日は曇っておりました。松の内で最高に富士山が見えたのは5日でした。
作者が住んでいたのは鎌倉ですから、富士山が所によって綺麗に見えていたことでしょう。
作者いわや・さざなみは、東京生れ、本名は季雄。尾崎紅葉らと硯友社を創り、のちに童話作家として高く認められました。著書に「日本昔噺」「日本お伽噺」などがあります。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・日本列島を低気圧が縦断中で、ごうごうと風が吹いています。

投稿者 m-staff : 2007年01月07日 05:53

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