[2007年01月16日]

俳句(2007-01-16)

おしくらまんぢゆう路地を塞ぎて貧などなし

大野林火(1904~82)

おしくらまんぢゆうが冬の季語。
居間から横須賀市立富士見小学校のグラウンドが見えます。昼休み、子どもたちが鉄棒のそばで「押しくら饅頭」をしています。なつかしいですね。
冬になると、子どもたちが大勢集まって、押し合い、へし合いをして、はみ出されたものがまた端に加わって押し合います。子どもの頃、よくやったものです。饅頭は、押したら餡が出ますから、「押しくら饅頭」というのでしょう。
冬の間、暖をとるのに汗をかくまで続けましたね。
この句は、下町の路地で子どもたちが押しくら饅頭をしているのを見て、分け隔てなく金持ちも貧乏人の子も平等に遊んでいますよ、と伝えてくれます。
作者おおの・りんかの紹介は、2005年6月13日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2007年01月16日 05:03

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