[2007年01月21日]

俳句(2007-01-21)

寒牡丹空とんで来し一羽毛

皆川盤水

寒牡丹が冬の季語。冬牡丹ともいいます。
春に牡丹のつぼみを摘み取り、花期を遅らせて、真冬になって花を開かせるのが寒牡丹です。霜よけの藁の囲いの中に、華麗な大輪の花を見るのは素晴らしいことです。鎌倉の鶴岡八幡宮がよく知られています。この間の鎌倉吟行の際に、洋館風の御宅の前でその準備をしていました。
日本人の花を愛する心がこのような風流にあふれた優しさを生み出すのでしょう。寒牡丹にふわふわと羽毛がひとつ飛んでいます。
厳しい寒さの中で心温まりますね。
作者みながわ・ばんすいの紹介は、2005年11月1日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2007年01月21日 06:38

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