[2007年01月23日]

俳句(2007-01-23)

省くもの影さへ省き枯木立つ

福永耕二

枯木が冬の季語。裸木、枯枝、枯木立、枯木道、枯木山、枯木星なども同意の季語です。
落葉樹は、冬の間、葉を落として裸木の状態になります。葉をつけたまま越冬するのが楢(なら)、椚(くぬぎ)、柏などですが、枯れてしまったようにも見えます。それが枯木です。枯木の枝が枯枝、枯木の木立が枯木立と呼んでいます。
この句では、ありえないことですが、影さえも省いてしまった枯木を詠んで凄愴な感じを受けます。
さて今日は、電子メールの日です。1、2、3がEふみと読めることから、1994年に日本電子メール協議会(現・Eジャパン協議会)が制定したものです。何かこの句に呼応したような日ですね。
作者ふくなが・こうじの紹介は、2006年4月9日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記」雄山閣、2003年刊)

投稿者 m-staff : 2007年01月23日 06:28

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