[2007年02月03日]

俳句(2007-02-03)

節分や田へ出て靄のあそびをり

森 澄雄

節分が冬の季語。節替(せつがわ)りも同意の季語です。
今日は節分です。豆撒きの用意は済みましたか。明日は立春、今日で暦の上の冬は終わりです。
「節分や」で切って、「あそびをり」でまた切って、暦の上でいよいよ冬が終わって、明日からは春という季節感を浮き出させるような句に仕上がっています。
節分は、豆をまいて鬼を退治し、自分の新しい年の数だけ豆を食べます。節分は、節の変わり目として、もともと年4回ありましたが、立春の前日に集中して行われるようになりました。
この句では、節分に靄(もや)が田んぼに出て遊んでいるように見えるという、春を待つ作者の心境を表わしてよくいます。
作者もり・すみおの紹介は、2005年2月22日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2007年02月03日 05:27

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