[2007年02月09日]

俳句(2007-02-09)

春水と行くを止むれば流れ去る

山口誓子(1901~94)

春水(しゅんすい)が春の季語。春の水、水の春も同時の季語です。
春の水の意味は、その満々とした水の流れにあります。
その春の川の流れに沿って散歩をしていると、歩くのを止めたら、水が流れていってしまったというただそれだけのことを詠っています。俳人は、心を解き放っているから見えてくるのでしょうね。1946年刊の「激浪」に所収されています。
同じ作者の句です。
 うしろより見る春水の去りゆくを  誓子
春は、山々の雪解けで川は豊かに流れてゆきます。
作者やまぐち・せいしの紹介は、2005年1月24日を参照。
(出典:「集成・昭和の俳句」小学館、1995年刊)
・昨日8日は、ガイドツアー「三浦一族ゆかりの寺院・仏像めぐり」に参加し、衣笠の名所・旧跡を回りました。特に、清雲寺の滝見観音菩薩半跏像には感動しました。

投稿者 m-staff : 2007年02月09日 07:24

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