[2007年02月12日]

俳句(2007-02-12)

菜の花がしあわせそうに黄色して

細見綾子(1907~97)

菜の花が春の季語。花菜、菜種の花、油菜、花菜雨も同意の季語です。
今日は菜の花忌です。司馬遼太郎が亡くなって11年目です。わたしの少ない書棚にも司馬遼さんの作品はどんと構えています。「菜の花忌」は季語にもなっています。
菜の花は、アブラナ科の多年草。散歩道の脇に黄色の群落が咲き誇っています。古く中国から渡来して、種子から菜種油をとるために広く栽培されてきました。江戸時代には菜の花畑がどこにでもあり、特に関西では盛んに栽培されたようです。
この句では、作者のものを見る目の優しさが強く感じられます。
作者ほそみ・あやこの紹介は、2005年3月19日を参照。
(出典:「集成・昭和の俳句」小学館、1995年刊)

投稿者 m-staff : 2007年02月12日 06:26

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