[2007年02月23日]

俳句(2007-02-23)

受験期や目なし達磨の深夜の眼

加藤知世子(1909~86)

受験期が春の季語。大試験、入学試験、受験、及第、落第も同意の季語です。
2月は試験があるのでいつも早く終わらないかと考えていました。今振り返ってみれば、試験は学校生活の節目になる大切なもの。苦しんだ上で成功すれば忘れがたい思い出になります。そうなる人はほんの一部の人でしょうが…。試験のない国は、ないのでしょうか。
この句では、今まさに受験勉強の真っ盛り、深夜にまだ眼の開いていないダルマの眼が受験生をにらんでいます。受かりたかったら執念を燃やせといっているように。
作者かとう・ちよこの紹介は、2005年7月24日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2007年02月23日 07:54

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