[2007年02月24日]

俳句(2007-02-24)

沈丁にすこし開けおく夜の障子

有働 亨

沈丁が春の季語。沈丁花、丁字、瑞香も同意の季語です。
沈丁花は、匂いがきついので、人によって好き嫌いがはっきりしていますね。中国の原産で室町時代より前に渡来しました。高さが1~2メートルほどでよく庭に植えられています。この花の匂いをかぐと春がやってきたという印象があります。
むかし、横浜の中華街の角を曲がったところで、この匂いと香辛料の八角の匂いとが混じって不思議の香りがしました。
この句では、夜になって、沈丁花の匂いがきついので眠られず、障子を少し開けて、眠りについたと詠っています。
作者うどう・とおるの紹介は、2006年12月28日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・今朝は、昨晩からの強風で雲が吹き払われて、富士山や箱根山などがはっきり見えます。

投稿者 m-staff : 2007年02月24日 06:55

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