[2007年03月08日]

俳句(2007-03-08)

黒土に三ツ葉とびとび分教場

佐野美智

三ツ葉が春の季語。三葉芹(みつばぜり)、みつばも同意の季語です。
三つ葉は従来野生のものですが、市場で見かけるものはほとんどが萌(も)やし栽培によるもので、白く長い柄の先に三枚の葉が集まっています。香りが良く、おひたしや吸い物に使われます。お正月の雑煮に入っていますね。
分教場は、本校の所在地以外に、特に僻地に作られた教場をいい、分校といったほうがわかりやすいでしょうね。戦後直ぐに、「やまびこ学校」という映画がありました。
この句では、野生のみつばがその分教場のそばにとびとびになっています。郷愁を誘われる句です。
作者さの・みちは、1920年横浜市の生れ、俳句は大野林火に師事し、日常のなかに詩を導き出して、やさしい心遣いが満ちた作品を作っています。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・昨日は、ボストン・レッドソックスとフロリダ・マーリンズとのオープン戦。松坂投手が登板、溌剌と野球を楽しんでいました。今の時点でのわたしの予想は、12勝8敗です。

投稿者 m-staff : 2007年03月08日 06:54

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