[2007年03月13日]

俳句(2007-03-13)

お水取火の絵巻物繰るごとし

西本一都(1905~91)

お水取が春の季語。水取も同意の季語です。
関西では、お水取りが終わらないと春が来ないといわれています。3月1日から14日まで、国家鎮護の修二会(しゅにえ)が東大寺二月堂で行われます。そのクライマックスがお松明(たいまつ)と修二会です。3月13日午前2時ごろから、二月堂のほとりの閼伽井屋(あかいや)の御香水をくみとり、僧が大松明を振りかざしながら石段を駆け上り、お堂の回廊は、炎が軒や庇を焦がさんばかりに燃え上がります。壮絶な風景です。
この句はその情景を「火の絵巻物」と表わしています。
作者にしもと・いっとの紹介は、2007年1月29日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・今朝は、伊豆半島まで見えています。寒さがぶり返したようですね。箱根山の中腹で火が見えます。山火事でしょうか?

投稿者 m-staff : 2007年03月13日 06:34

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