[2007年03月17日]

俳句(2007-03-17)

たんぽぽの絮のランプを燈もさうよ

内藤吐天(1900~76)

たんぽぽ(蒲公英)の絮(わた)が春の季語。たんぽ、鼓草、藤菜、桃色たんぽぽも同意の季語です。
12日の「たんぽぽ」の句に続いて今度は「たんぽぽの絮」の句です。
たんぽぽはキク科の多年草。どこにでも咲いていますね。明るくて身近で誰もが楽しくなります。散歩の道すがら歌でも歌いたくなります。黄色い花が終わると白い絮になって風に乗り、四方へ散ってゆきます。
この句は、たんぽぽの絮をランプに見立てて、そこに灯を燈(とも)そうよと呼びかけて、童話の世界に連れて行ってくれます。
作者ないとう・とてんの紹介は、2006年8月25日を参照。
(出典:「合本俳句歳時記・第三版」角川書店、2003年刊)

投稿者 m-staff : 2007年03月17日 06:09

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