[2007年03月20日]

俳句(2007-03-20)

頬白や一人の旅の荷がひとつ

有働 亨

頬白(ほおじろ)が春の季語。
わたしの住んでいるマンションの「風の広場」で頬白を見かけました。
頬白は、ホオジロ科のよく見かける留鳥です。雀ほどの大きさで、尾が長くて白線があります。また、全体的に赤褐色で眉と頬が白く飛び立つときに尾羽の外縁が白いのでわたしにも分かります。鳴き声は、夏になると「一筆啓上つかまつる」「源平つつじ白つつじ」という特有な囀りをします。いまは、チチッと地鳴きをしています。
この句は、仕事や家族といった重い荷物もなく、自分という荷物をひとつ持って、一人旅の作者の悲しみを、頬白が後先になって慰めているようです。
作者うどう・とおるの紹介は、2006年12月28日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・昨日は、彼岸のお墓参りで相模原市の橋本まで、車で往復6時間、ああ疲れた。

投稿者 m-staff : 2007年03月20日 06:03

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