[2007年04月02日]

俳句(2007-04-02)

をだまき草我れも死にゆくまでのうた

山田みづえ

をだまき(苧環)草が春の季語。苧環の花、いとくり、糸繰草(いとくりそう)も同意の季語です。
キンポウゲ科の多年草。高さは20センチほどで、茎の上に下向きの紫色の綺麗な花を咲かせます。その形が麻糸を丸く巻きつけて中を空洞にした糸を巻く糸巻き(苧環)に似ていることからこの名前が付きました。
庭に植えたり、鉢植えでよく見るのは欧米原産の紫色や淡い紅色の西洋おだまきを見ることができます。この花は、美しさの中にどことなく悲しい顔をしています。作者も強く死を感じています。
作者やまだ・みずえの紹介は、2005年2月12日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2007年04月02日 06:14

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