[2007年04月10日]

俳句(2007-04-10)

天よりもかがやくものは蝶の翅

山口誓子(1901~94)

蝶が春の季語。蝶々、白蝶、初蝶、黄蝶、胡蝶、紋白蝶、山蝶など多数が同意の季語です。
蝶を題材にした句は枚挙いとまなしです。蝶は、厳寒の頃を除けば、1年中見ることができます。その姿の美しいのは春になってから花の間を飛び回る姿です。春になって一番早く目に付くのは初蝶ですが、これは紋白蝶です。蝶の種類は、日本だけで約240種類といわれています。わたしの住んでいる一騎塚でも、キャベツや菜の花の間を蝶が飛んでいます。
春光の中で、蝶の翅(はね)が天よりも輝いて見えるという作者の思い入れがわかるようです。
同じ作者に次の句があります。
初蝶の遠きところを過ぎつつあり    誓子
作者やまぐち・せいしの紹介は、2005年1月24日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2007年04月10日 05:18

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