[2007年04月12日]

俳句(2007-04-12)

白子干す低き廂に浪荒び

福田蓼汀(1905~88)

白子(しらす)干すが春の季語。白子、ちりめんじゃこ、ちりめんも同意の季語です。
ちりめんじゃこの季節ですね。近くに相模湾があるせいか、このところ食卓には新鮮な白子がのぼっています。今食べているのは佐島の漁協で買ってきたものです。
白子は、いわしの稚魚を茹でて干したもので、一般にはちりめんじゃこ、ちりめんといいますが、干した様子が白ちりめんに似ているからです。じゃことは雑魚のなまりで、豆腐や大根おろしに醤油で食べるのが通です。
この句は、荒れている海の廂(ひさし)の低い漁師小屋の脇で、白子を干している風景が浮かんできます。
作者ふくだ・りょうていの紹介は、2005年3月10日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・イチローと大輔、さてどちらに軍配があがるでしょうか。

投稿者 m-staff : 2007年04月12日 06:11

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