[2007年04月29日]

俳句(2007-04-29)

勿忘草わかものの墓標ばかりなり

石田波郷(1913~69)

勿忘草(わすれなぐさ)が春の季語。ミヨソティス、わするな草も同意の季語です。
ベランダの鉢に藍色の小さな花をかためて勿忘草がいっぱい咲いています。眼福です。
今日は「昭和の日」。2005(平成17)年の祝日改正法により今年から加えられた日です。戦前までは天長節、1948(昭和23)年からは天皇誕生日、1989(平成元)年からはみどりの日(今年からは5月4日に)でした。戦争と平和のにおいがします。
昭和と戦争を振り返って、昭和天皇は間違っていなかったのに、側近や軍閥が悪かったのだという回顧録があるとすれば間違いです。多くの若者たちが戦場で命を落しました。日本を守るためです。勿忘草でそれを忘れないようにしようではありませんか。彼らの死を無駄にしないためにも。
作者いしだ・はきょうの紹介は、2005年2月13日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)


投稿者 m-staff : 2007年04月29日 05:51

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