[2007年05月04日]

俳句(2007-05-04)

夏近し夢の切れ目が生き活きと

河野南畦(1913~95)

夏近しが春の季語。夏隣、夏隣る、近き夏も同意の季語です。
夏近しは分かりやすい季語ですね。野山のみどりも落ち着いて、太陽の光が一日一日と強くなります。暑くなってきますが、爽やかです。
作者の言うように、夏が近づくと夢と夢の切れ目にも何やら生き生きとしてくると詠っています。想像上の夏近しでしょうね。
わたしの見る夢は、むかし何らかの関係があった人たちが次々と登場しきます。そのどの人も夏が近づくと薄着になっているのが不思議です。
作者こうの・なんけいの紹介は、2005年7月21日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2007年05月04日 05:45

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