[2007年05月06日]

俳句(2007-05-06)

さざなみの絹吹くごとく夏来る

山口青邨(1892~1988)

夏来るが夏の季語。立夏、夏立つ、夏に入るも同意の季語です。
立夏は、24節気のひとつで毎年5月6日ごろに当たります。
暦の上では、今日から夏ですが、北海道では桜が咲き始めて、お花見のシーズンです。まだそこかしこに春の残りが漂っています。
さざなみは、漢字で細波、小波、漣とあります。細かに立つ波をいいます。さざなみが「絹を吹いたごとく」あるという状態を、夏が来たと感じている俳人の感性の素晴らしさをこの句は表現しています。薫風が頬に当たりとても気持ちのよい初夏の一日を表わしています。
作者やまぐち・せいそんの紹介は、2005年3月13日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2007年05月06日 05:19

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