[2007年05月09日]

俳句(2007-05-09)

薔薇崩る激しきことの起る前

橋本多佳子(1899~1963)

薔薇が夏の季語。薔薇(そうび)、しょうび、花ばら、薔薇香る、薔薇散る、バラ園なども同意の季語です。
田中靖政先生の趣味は薔薇づくりでした。薔薇を見るといつも先生を思い出します。
薔薇は「花の王」といわれています。いくつかの原種をもとに、大変多くの品種が作られ、世界中で栽培されています。
咲いているときの薔薇は豪華絢爛。その薔薇が散るときの無残な姿を思い、何か激しいことが起る前には、必ず薔薇が崩れると作者は言います。激しいこととは一体何でしょうか。どうもいいことではなさそうですね。
作者はしもと・たかこの紹介は、2005年2月9日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2007年05月09日 05:20

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