[2007年05月16日]

俳句(2007-05-16)

街の上にマスト見えゐる薄暑かな

中村汀女(1900~89)

薄暑(はくしょ)が夏の季語。新暖、軽暖も同意の季語です。
薄暑はやや暑くなったなあ、と感じる気候をいいます。暑さとまでは言わずに風が心地よく肌をなぜてゆく感じです。5月の中旬ごろでしょうね。
街の中にヨットが見える風景といえば、横浜の「みなとみらい」でしょう。昨年7月、長男の結婚式のために、ランドマークタワーの横浜ロイアルパークホテルに泊まりました。部屋からは係留されている帆船「日本丸」のマストが見えます。ああこれで息子もお嫁さんをもらって船出するのだという感慨にふけりました。
薄暑は俳句らしいいい季語です。
作者なかむら・ていじょの紹介は、2005年10月9日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2007年05月16日 06:30

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