[2007年05月19日]

俳句(2007-05-19)

今朝咲きしくちなしの又白きこと

星野立子(1903~84)

くちなし(梔子)が夏の季語。花梔子、山梔子も同意の季語です。
何よりもこの花の清楚な匂いが好きです。アカネ科の常緑低木。葉は光沢のある楕円形で梢に白い六弁の花を咲かせて、形が盃に似ていることから梔子の字を当てられました。日本名のくちなしは、実が熟しても口を開かないことから付けられました。よく見ると咲き始めの頃は純白ですが、黄色に変色して散ります。
この句では、見たままをまとめています。「又」でくちなしの白がより鮮明に伝わってきます。
作者ほしの・たつこの紹介は、2005年2月9日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2007年05月19日 05:36

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