[2007年05月25日]

俳句(2007-05-25)

驟雨来て矢車草のみなかしぐ

皆川盤水

矢車草が夏の季語。矢車菊も同意の季語です。
矢車草は、もとドイツ帝国の国花でした。矢車草をイメージにした勲章も見たことがあります。キク科の一年草で高さは1メートルほどで風に吹かれている様子はなかなかのものです。全体に綿毛があり、葉には切込みがあります。初夏には、茎の先に菊のような花を咲かせます。花弁の切り込みが矢車の形をしているので矢車草といい、おなじみの花です。
この句は、初夏の驟雨(しゅうう)のなかで背の高い矢車草だけが一方向に傾いていて、明るい印象を受けます。
作者みながわ・ばんすいの紹介は、2005年11月1日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2007年05月25日 06:44

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