[2007年06月01日]

俳句(2007-06-01)

更衣世に逆はず虔しく

福田蓼汀(1905~88)

更衣(ころもがえ)が夏の季語。衣更ふも同意の季語です。
さあ今日から6月です。更衣は、春の衣服を夏にかえることです。更衣の時期に当たって、作者は世の中に逆らわずに慎ましく生きてゆきたい、と言っています。虔(つつま)しくがいいですね。きっと作者は、流れに棹さして、突っ張って生きていると思っているのでしょう。
更衣をいっせいにする習慣は、薄れていますが、学生の制服やサービス業関係の職場では、今でも続いています。しかし、学生は「はしか」騒動でそれどころではないかもしれません。
わたしの更衣は、下着を夏物と冬物に少しずつ入れ替えるぐらいですが、結構時間がかかります。
作者ふくだ・りょうていの紹介は、2005年1月23日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2007年06月01日 05:35

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/1916