[2007年06月05日]

俳句(2007-06-05)

葉柳の吹かれてしどろもどろかな

清崎敏郎(1922~99)

葉柳が夏の季語。夏柳、柳茂るも同意の季語です。
柳といえば春の季語ですが、夏の緑したたるような柳は、美しく詩情にあふれて見えます。
夏の暑い盛りに、水辺に垂れて嫋々と風に吹かれている様子は涼しさを誘ってくれます。近くの小川の柳もいつのまにか緑がいよいよ盛んになってきました。その柳が風に吹かれてしどろもどろになっているなんていうことを感じる俳人がいるなんて嬉しくなります。
この句は、1985年刊の第4句集「系譜」に所収されています。
作者きよさき・としおの紹介は、2006年3月16日を参照。
(出典:阿部誠文著「輝ける俳人たち」巴書林、1996年刊)
・法事で関西におります。

投稿者 m-staff : 2007年06月05日 05:17

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