[2007年06月10日]

俳句(2007-06-10)

紅白の松葉牡丹に母おもふ

原 石鼎(1886~1951)

松葉牡丹は夏の季語。日照草(ひでりそう)、爪切草(つめきりそう)も同意の季語です。
松葉牡丹は、丈夫な花です。
南米原産の一年草。日本へは19世紀の半ばに渡来したといわれ、古くから親しまれている草花です。草の丈は10センチメートルほどの小さいものですが、葉は松葉に似ており、花は小さいが牡丹に似ているところからこの名前がつきました。
向日性で日が照らないと咲かないので日照草、爪で茎を切って土に挿しても根付くので爪切草の名前があります。花は日のあるうちに咲き、日暮れにはしぼんでしまいます。
この句は、上のような松葉牡丹と作者の母親を重ね合わせて偲んでいます。
作者はら・せきていの紹介は、2005年10月30日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2007年06月10日 05:15

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