[2007年06月25日]

俳句(2007-06-25)

高速路交叉して街朝焼す

村田 脩

朝焼が夏の季語。朝焼雲も同意の季語です。
気象庁が関東地方の梅雨入りを発表してから、富士山に朝焼けが映えるようになりました。
朝焼けは、日の出のときに、東の空が赤や黄に燃えるような色になります。四季いずれにも見えますが、もっとも色が鮮やかなのは夏です。朝焼けは天気が下り坂になるのが特徴で、夕焼は晴天の前兆です。
この句は、見たままを表わしています。交差している高速道路の町に朝焼けが陶然と現れている様子がうかがえます。リズム感のいい句ですね。
作者むらた・おさむは、1928年山口県の生れ、教師を長く続け、俳句は大学生のころから始め、戦後は中村汀女に師事し、「風花」の編集にたずさわりました。1990(平成2)年には、「萩」を創刊主宰しています。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2007年06月25日 05:37

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