[2007年06月26日]

俳句(2007-06-26)

雨ふふむ葉の重みして若楓

原 石鼎(1886~1951)

若楓(わかかえで)が夏の季語。楓若葉、青楓も同意の季語です。
夏になると、楓の若芽が美しい黄緑色の葉になり、木の全体を覆います。わたしの部屋から見える裏の武山にも若楓の木のかたまりがあり、緑色に染めています。
若楓はしなやかな印象ですね。この句では、雨に濡れてしなった若楓の「葉の重み」をたくみに詠いあげています。秋にはきっと紅葉になることでしょう。
「雨ふふむ」がいいですね。心がゆったりとしてきます。
作者はら・せきていの紹介は、2005年10月30日を参照。
(出典:山本健吉「句歌歳時記」、新潮社、1986年刊)

投稿者 m-staff : 2007年06月26日 05:31

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