[2007年07月23日]

俳句(2007-07-23)

しづかさの背骨にしづむ大暑かな

森 澄雄

大暑(たいしょ)が夏の季語。大暑来る、大暑の日も同意の季語です。
24節気のひとつで、7月8日の小暑後の15日目。おおむね7月23日ごろに当たります。この期間は夏真っ盛りという感じですが、さあどうでしょうか。
暑さを表現するのに、俳句の上では、いささかオーバーな言葉が使われています。極暑(ごくしょ)、炎暑(えんしょ)、炎昼(えんちゅう)、溽暑(じょくしょ)など、言葉で聞けば普通の人は、何事かと思うことでしょう。
なかでも大暑は、言葉の上からも威圧するような響きを持っています。この句は、暑さの中に人の背骨に「静」を見つけた意表を突く着眼点で成功をしています。
作者もり・すみおの紹介は、2005年4月4日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2007年07月23日 05:41

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/1968