[2007年07月24日]

俳句(2007-07-24)

かへりみて暑かりし日はかがやけり

山口波津女(1906~85)

暑かりし日が夏の季語。暑き日、暑き夜も同意の季語です。
梅雨がまだ明けていませんが、人と人との挨拶が「暑いですねえ」といわれるような季節になりました。どこででもクーラーの排気のモーター音が聞えます。
この作者のように、過去を振り返って、暑さを輝いていると感じる日はどのような状態かなと考えてみました。たしかに暑い日は何もしたくなくて家でごろごろしているものです。
ですから反語としてこの句をとらえることにしました。輝いている人はそっとそのままにして、わたしは昼寝でもしていましょう。作者の旦那は、俳人山口誓子です。
作者やまぐち・はつじょの紹介は、2006年6月16日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・昨晩からかすかに虫の声が聞えています。

投稿者 m-staff : 2007年07月24日 04:29

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